九州から最短最速のヨーロッパの旅へ
フィンエアーが待望の就航!
「九州からヨーロッパ旅行といえば経由便」。そう考えている人たちに朗報が届く瞬間が迫っている。5月8日からフィンエアーの福岡―ヘルシンキ間の運航がスタートし、九州とヨーロッパをつなぐ唯一の便が誕生する。
今回就航するフィンエアーを知ると、これまで「遠い」「乗り継ぎが面倒」「時間がかかる」と思われてきたヨーロッパ旅行のイメージが根底から覆されること間違いなし!
九州の皆さんに、憧れのヨーロッパ旅行をより身近にしてくれるフィンエアーの魅力を紹介したい。
ヨーロッパ旅行の常識を覆す「最短最速」のルート
フィンエアーが飛行している北極圏回りのルートは、日本―ヨーロッパ間の最短最速の路線であることをご存じだろうか。旅慣れた旅行者は知っていても、一般の人にはなかなか認知されていないかもしれない。
この北極圏回りのルートは真西に進むよりも地理的に近く、日本からフィンランドまで約9時間30分で到着できるのだ。実際に地球儀で見てみるとそれがよくわかる。
「長時間のフライトが苦手」と思っていた人たちにとってはうれしい情報だ。
便名 | 区間 | 出発 | 到着 | 搭乗日(毎週) | 機材 |
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AY076 | 福岡ヘルシンキ | 9:30 | 13:55 | 水、金、日 | エアバスA330 |
AY075 | ヘルシンキ福岡 | 16:30 | 〔翌日〕8:00 | 火、木、土 | エアバスA330 |
国際的なハブ空港ヘルシンキ空港を拠点に
拠点空港であるヘルシンキ・ヴァンター国際空港は、数々の賞を受賞するほど利便性の高い空港として知られている。各搭乗口への移動に大きく時間を取られないコンパクトなサイズと、スタイリッシュで快適な空間デザインから利用者の満足度が非常に高い。表示言語はフィンランド語・スウェーデン語・英語が主だが(場所によっては日本語表示もあり)、日本語のアナウンスも流れ日本語対応スタッフも多く配置されており、いざというときにも安心。
日本のICパスポートを所持していれば、自動チェックイン機や出入国審査時に自動ゲートが利用できるため、乗り換えがスムーズで接続時間の短縮もできる。
フィンエアーが就航しているヨーロッパ都市は70を超え、毎年夏に新たな就航先が加わっていることも注目されるポイント。2016年にはクロアチアのプーラやイギリスのエディンバラなど、これまでなかなか行けなかったヨーロッパの魅力的な都市への旅行が身近になり、目的地の選択肢が増えている。
伝統と革新を体現したサービス
フィンエアーは、AERO OY(アエロ オイ)として1923年に設立された、世界で最も長期にわたって運航しているエアラインのひとつ。日本では83年に成田定期路線を開設、現在は成田、大阪、名古屋の3カ所から週21便を運航しているが、5月8日には福岡が日本で4カ所目の就航地となることで週24便と拡大される。
世界の空港、航空会社の評価を行っている「スカイトラックス」の評価では4つ星を獲得。日本語対応のスタッフや機内食をはじめとする機内サービス、卓越したオペレーションで乗客に快適で上質なサービスを提供している。最新機材の導入も積極的に行っており、最新のエアバスA350ではWiFi環境や高度な空気浄化システムなどを備え、充実した機内空間を実現している。
北欧の洗練されたデザイン「Marimekko for Finnair」
フィンエアーは北欧デザイン好きならおなじみのフィンランドのファブリックブランド「Marimekko(マリメッコ)」とのコラボでも注目されている。機体にはマリメッコを代表する花柄の「Unikko(ウニッコ柄)」があしらわれ、機内のグラス類から枕カバー、カトラリーやナプキンまで本物のフィンランドデザインを多数取り入れている。また、機内でのみ購入可能な特別商品も取りそろえており、お土産としても喜ばれている。