信州の魅力
有名な避暑地・上高地を楽しむ
日本を代表する山岳景勝地、上高地。緑濃い山々と、明神池や大正池などの池や梓川の透き通った水が、見ているだけで涼しくなってきます。
なかでも上高地のランドマーク的な存在といえば、河童橋です。橋の上からは穂高連峰、梓川の水面など、まるで絵画のような世界が広がります。この風景の虜になったのが文豪・芥川龍之介。彼は小説「河童」でこの橋を登場させるほど、気に入っていました。「河童」では、その当時の美しい風景が整った文章で綴られています。
これからの季節にぴったりな上高地。光溢れる夏、紅葉の秋と、上高地が最も美しいシーズンが続きます。カラマツの黄葉は、ぜひ一度、生で観てみたいものです。
国宝 松本城
松本城は、戦国時代に造られた深志城が始まりで、現存する五重六階の天守の中で日本最古です。おもてなし隊も登場し、観光客に大人気。松本城周辺の城下町も風情があるので、建物を眺めつつゆったり散策がおすすめです。
諏訪湖周辺に4か所ある諏訪神社は、日本書紀にも登場する長い歴史を持つ神社で、日本で最も古い神社のひとつです。最近ではパワースポットとしても、知られるようになりました。ご利益も色々あるので、4か所全部回ってみたいですね。
天体観測スポット 乗鞍高原
乗鞍高原は、春〜夏にはお花畑、猛暑の時期は避暑、夏〜秋には登山に紅葉、冬はスキーと一年を通して自然と親しめる観光地です。
また、乗鞍高原は日本有数の天体観測スポット。星空の見事さに多くの人が驚くといいます。おすすめの場所は一ノ瀬園地。息を呑むような満天の星空を眺めていると、時間が経つのも忘れてしまいそうです。