フィンエアー

広がるヨーロッパの選択肢

アマルフィ海岸(イタリア)

世界一美しい海岸

観光立国イタリアは世界遺産の宝庫であり、世界中の文化財の40%を有している。その中でもアマルフィ海岸は、世界一美しいといわれる海と断崖絶壁、山の斜面に張り付くような小さな街、入り組んだ建物の間のレモンやオリーブの段々畑など見どころが多く、世界中の誰もが訪れたいと思う名所の一つ。イスラム文化を色濃く残した「サンタンドレア大聖堂」や絶景「青の洞窟」、ティレニア海の豊かな食材を生かした料理、キンキンに冷やしたレモンリキュールのリモンチェッロなど、数多くの映画の舞台にも選ばれる街の魅力を感じてほしい。

ストックホルム(スウェーデン)

北欧きっての文化都市

スカンジナビア諸国で最多の人口を誇り、最も魅力的な街の一つ。14の島からなる市の面積の13%を水面が占めており、「水の都」「北欧のベネチア」とも呼ばれている。「ガムラ スタン(旧市街)」は色彩豊かで絵のように美しく、知的好奇心を刺激する「ヴァーサ博物館」や緑の島「ユールゴーデン」など、都市の文化水準の高さを感じる人気観光スポットが盛りだくさん。
スウェーデンミートボール、スモーブローなどスカンジナビア独自の食文化も注目したい。

プーラ(クロアチア)

アドリア海の伝統の街

アドリア海に面したイストリア半島に位置する、古代ローマ時代からの行政の中心地。紀元1世紀に建てられた「プーラ円形闘技場」や「セルギウスの凱旋門」など古代の建築物と手つかずの自然が残っている。周囲の田園やターコイズブルーのアドリア海をレンタカーやレンタサイクルで見て回ることができ、歴史と自然美を両方堪能できる。
新鮮な魚介類や果物なども楽しめ、世界的にも夏のバカンス地として人気のエリアだ。

グラナダ(スペイン)

エキゾチックなアンダルシア地方

スペイン語でザクロを意味するグラナダは、街の至る所でザクロの紋章を見ることができる。かつて250年にもわたって花開いたイスラム文化の名残が随所に見られ、「アルハンブラ宮殿」や入り組んだ路地に白壁の家が並ぶ「アルバイシン」地区など、世界遺産に登録されている名所が多い。セビリヤやマラガといった近隣の観光地とも近く、アンダルシア州の豊かな文化を楽しむことができる。
ワインやシェリー酒、ビールを片手にタパスを食べ、何軒も「はしご」しながら街を満喫したい。

パリ(フランス)

美食と観光の定番都市

言わずと知れた世界的な名所「ルーブル美術館」、「エッフェル塔」、「凱旋門」、「シャンゼリゼ通り」などが集まる世界で最もロマンチックな都市。観光のみならず、農業大国フランスの全土からさまざまな食材が集まる美食の街でもある。バゲット(フランスパン)やハム、チーズを買って帰り、ホテルでサンドイッチにして楽しむのは通な旅行者の楽しみ方の一つ。
また絶景で有名な世界遺産「モン・サン・ミッシェル」まではTGVとバスを乗り継いで3時間半~4時間程度で行くことができる。

プラハ(チェコ共和国)

中世へのタイムスリップ

中世の情緒を現代に残し、「百塔の街」とうたわれるほど数多くの尖塔(せんとう)がそびえる中世建築の宝庫。オレンジの屋根で彩られた旧市街地は、まさにおとぎ話の世界観を体験できる。世界最古、最大の城とされる「プラハ城」の敷地内には「聖ヴィート大聖堂」など多くの見どころがあり、1000年にわたるヨーロッパの建築様式の変遷を見て取れる。街全体が世界遺産である古都は、訪れた人すべてを魅了すること間違いなし。チェコビールも忘れずにチェックしよう。