西日本読書感想画コンクール

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第66回優秀作品

最優秀

指定図書の部
  • 作品
最優秀「おそらをとんでいるモグラさん」
書名『モグラのモーとグーとラーコ』
作・みやにしたつやポプラ社
佐賀県 佐賀市立北川副小学校 1年 諸富 咲絢

 おはなしにでてくるモグラがかわいかったので、このほんをえらびました。 わたしは、みずいろがすきなので、まんなかのモグラをみずいろにしました。いろんないろで、モグラのからだをぬるのをがんばりました。にじのいろをていねいにぬるのもがんばりました。みずいろのモグラはおそらをとんでいます。 わたしもくもにのって、おそらにうかんで、モグラにてをふっているようすを、そうぞうしてかきました。

指定図書の部
  • 作品
最優秀「サン、コウくんに会えてよかったね」
書名『まいごのビーチサンダル』
作・村椿菜文あかね書房
山口県 宇部市立琴芝小学校 4年 中野 結心

 コウくんとはなればなれになったサンは、一人ぼっちで本当にさみしかったと思います。でも、海で出会った魚たちやリンゴさんにはげまされて、コウくんのところへもどるためにがんばります。人間は一人になることはあるけど、いつも声をかけたりはげましてくれる人があらわれるとわかりました。サンは、コウくんにやっと会うことができてすごくうれしかったはずです。サンに「よかったね。」と伝えていっしょによろこびたいです。

自由図書の部
  • 作品
最優秀「想像の世界」
書名『おっとあぶない!』
作・サトウマサノリパイインターナショナル
福岡県 篠栗町立篠栗小学校 6年 阿比留 あおい

 本当か分からないけど、物語の中では、小さな生物たちがどんな困難があっても乗り越えて、進化してきたという想像の世界が面白かったです。
 クレヨンをぬるときに、一色だけではなくて、何色も重ねてぬるところや、怪獣たちが遠近法で小さくなっていくところをがんばりました。また、カエルたちに模様をつけてカラフルにするところを工夫しました。

指定図書の部
  • 作品
最優秀「あの日あの時」
書名『キャンドル』
作・村上雅郁フレーベル館
沖縄県 本部町立上本部中学校 3年 與儀 愛実

 この絵は「キャンドル」に出てくる「花」という人物を中心に描きました。「花」は、大好きで大切な人と過ごした光で満ちていた日々と、大切な人を失った後の真っ暗な毎日を過ごした人物です。
 この話から大切な何かを失った時の瓦解する感覚に共感したり、私にとって唯一無二の大切な友達は私を照らしてくれる光だと強く感じたりしたので暖かい感じの部分と絶望の部分など色んな部分を対にして描きました。

自由図書の部
  • 作品
最優秀「深い沼の底から」
書名『女王はかえらない』
作・降田天宝島社
沖縄県 沖縄県立開邦高等学校 3年 名城 咲希

 小学校のスクールカーストを題材にしたミステリー。女王争いはクラスを二分、悪意に満ちた事件が次々と起こり、深層心理に潜む水面下での犯人捜し。終には女王が失踪するという事件へと。謎に包まれ、まるで私もクラスの一員になったような他言無用のピリピリした空気感に凄く息苦しさを覚えた。学級歌が耳にこびりついて離れない。度重なる事件、夏祭り、深い沼の底を想像しながらそれぞれの色と触感にこだわって描きました。


優秀 (小学校の部)

指定図書の部
  • 作品
優秀「きょうりゅうすべりだい」
書名「ベッドのなかはきょうりゅうのくに」
作・まつおかたつひで童心社
長崎県 波佐見町立南小学校 1年 池田 尊真

 ぼくは、べっどのなかはきょうりゅうのくにをよんで、さいごにかざんがふんかして、みんなでにげるところがこころにのこりました。ぼくもにげるために、ぶらきおさうるすにのって、すべるところをえにかきました。
 まず、ぶらきおさうるすをみずいろのクレパスでぬって、その上からからふるにいろをぬりました。そして、つまようじでまるやさんかくやほしのもようをスクラッチしました。たくさんいんせきもかきました。

自由図書の部
  • 作品
優秀「わぁ、あっちいちい!」
書名『まゆとおに』
作・富安陽子福音館書店
熊本県 八代市立八代小学校 1年 千葉 梨央奈

 おゆがぐらぐらとわいてきました。おにはまゆに、はいるようにすすめましたが、まゆはしんせつなひとにはれいぎをまもりなさい、というおかあさんのことばをおもいだしておさきにどうぞ、とおにをなげいれました。あまりにのあつさにおにはびっくりしたところを、大きな口と大きな目をかきました。おゆがとびちったところをパスやえのぐであらわしました。まゆの力が手から出ているようすもかきました。

指定図書の部
  • 作品
優秀「火山ばくはつにげろ」
書名『ベッドのなかはきょうりゅうのくに』
作・まつおかたつひで童心社
宮崎県 高鍋町立高鍋西小学校 2年 矢野 紘洋

 きょうりゅうの赤ちゃんのベオがお母さんきょうりゅうのところにもどれて、よかったなと思いました。
 お母さんきょうりゅうに会えたとき、火山がばくはつしたから、びっくりしたので、その場めんを絵にあらわしました。
 にげているきょうりゅうをたくさんかきました。火の玉にあたらないようにしんぱいしたと思うので、目のむきでくふうしました。火山やけむりの色もくふうしてぬりました。

自由図書の部
  • 作品
優秀「くもの上で、たたかっているジャック」
書名『ジャックとまめのき』
作・いもとようこ金の星社
宮崎県 都城市立明和小学校 2年 石田 響冬

 わたしは、この絵本を読んで、ジャックという本を読んで、ジャックとひとくいおにが、くもの上でたたかうばめんが、ドキッとしたので、このばめんの絵を書くことに、しました。
 くふうしたところは、目の形をくふうしました。
 がんばったところは、色をぬって、きったりすることです。口をグラデーションにして、口の色をむらさきと、青色にしました。びっくりしてるかんじになって、うれしいです。

指定図書の部
  • 作品
優秀「あばれだしたドラゴン」
書名『ねこと王さましごとをさがす』
作・ニック・シャラット徳間書店
宮崎県 宮崎市立宮崎西小学校 3年 竹下 日葵

 本を読んで感動した所は、ねこが、しごとをさがす所です。王さまが自分のすきなしごとをさがせばいいのに、もんくをいわずねこがしごとをさがしていたからです。
 工夫した所は、ドラゴンを、大きく書き色を、たくさん使った所です。ドラゴンをはくりょくまんてんにしたかったからです。
 大変だった所は、はぶらしをちりばめる所です。1つ1つていねいにちりばめたからです。

自由図書の部
  • 作品
優秀「えんぴつてんぷらをたべるお父さん」
書名『はれときどきぶた』
作・矢玉四郎岩崎書店
大分県 別府市立境川小学校 3年 川上 栗奈

 この絵は、主人公のお父さんが、えんぴつの天ぷらをバリバリと食べている様子です。
 えんぴつ天ぷらっていうはっそうがおもしろいと思いました。わたしは、えんぴつ天ぷらを食べたことはないのに食べた時の食感や味がよみがえってくるように感じるのはふしぎです。

指定図書の部
  • 作品
優秀「ドラゴンまた来てね」
書名『ねこと王さましごとをさがす』
作・ニック・シャラット徳間書店
長崎県 壱岐市立盈科小学校 4年 牧山 空未

 わたしが、この本を読んで、心にのこったところは、デュポンさんのカフェのオープンの日に、おかしをはこぶ手伝いをしたドラゴンが王さまから、金色のメダルをもらって大よろこびしたところです。ドラゴンは、空の上できれいな炎をゴーッとはいて、みんなを楽しませてくれるほど、やくにたったことがうれしかったのだなと思いました。
 王さまのお城をもやしてしまったドラゴンともなかよくなれたし、デュポンさんのカフェもぶじにオープンできたので、よかったです。

自由図書の部
  • 作品
優秀「くねくねカンニング」
書名『びりっかすの神さま』
作・岡田淳偕成社
山口県 周南市立櫛浜小学校 4年 三浦 佑太

 この絵はまん中にいる女子が横にいるぼくにカンニングをさせてあげようとしているところです。先生は、はしっこにいておこっています。でも、ぼくはカンニングをしたくありません。良い点をとってしまうと、ビリッカスに会えなくなるからです。
 くねくねの線を使って、いろんな色とぬり方をしたのは、一人ひとりのいろんな気持ちを想ぞうして、かいたからです。自由に想ぞうしてかけたので楽しかったです。

指定図書の部
  • 作品
優秀「伝説との戦い」
書名『那木野、伝説の森で』
作・西村さとみ国土社
熊本県 熊本市立託麻東小学校 5年 星野 由莉

 那木野、伝説の森でを読みました。優と満達がイツキのお母さんを助けるために伝説達に立ち向かうお話でした。おばあちゃんの大切にして神社を少し古びた感じを出すのがむずかしかったです。工夫したところは、おくゆきを出したのとさるのきばをだしてこわくしたり神社のかわらを1まいづつはった事です。

自由図書の部
  • 作品
優秀「白い竜と黒い竜の激戦」
書名『白いりゅう 黒いりゅう』
作・賈芝、孫剣冰岩波書店
宮崎県 宮崎市立大宮小学校 5年 新名 愛莉朱

 私は、この本を読んで白い竜と八ぴきの白い竜が黒い竜と戦う場面が心に残りました。理由は、白い竜がぼろぼろになりながらも小さな八ぴきの白い竜と力を合せて勝ったからです。結局、チーチンが帰ってこなかったのは悲しいなと思いました。
 この絵を書こうと思った理由は小さな白い竜が黒い竜を必死にたおそうとしているところに感動したからです。工夫した所は色を何度もぬり重ねた所です。

指定図書の部
  • 作品
優秀「想いの弓」
書名『那木野、伝説の森で』
作・西村さとみ国土社
山口県 周南市立富田東小学校 6年 青木 彩名

 わたしはこの絵に、たくさんの人々の想いを表現しました。特に勇気を出す主人公の背中をおしてくれた登場人物のみんなを描きたかったので、表情や一つひとつの動きに気をつけました。その一人ひとりの想いに合わせて、赤や青、黄などの色でぬり分けました。 温かな光やかげを表現するために、オレンジや黄を使いましたが、友面暗さや深さを表している部分には、緑やむらさきなどの色を使っています。

自由図書の部
  • 作品
優秀「大切なもの」
書名『雨ふる本屋の雨ふらし』
作・日向理恵子童心社
沖縄県 浦添市立浦添小学校 6年 前泊 紗希

 この本はファンタジーなお話で、主人公は雨降る本屋を取りもどすため冒険をします。私は最後の心温まる場面が心に残り、その場面を上の方に大きく書きました。また、冒険をしているときのわくわくドキドキした気持ちを表すために迫力が出せるようにがんばりました。本の中に出てくる表現はどれもきれいで、言葉から一つ一つ想像して工夫して描くことが楽しかったです。 難しかったですが、細かい部分まで書けてよかったです。


優秀 (中学校の部)

指定図書の部
  • 作品
優秀「本当の自分」
書名『キャンドル』
作・村上雅郁フレーベル館
佐賀県 佐賀市立城北中学校 1年 西久保 真心

 私は「キャンドル」を読んで、今は少しずつジェンダーへの考え方が変わってきているけど、自分らしく生きたくても生きれない人や周りの人からひどい差別を受けて苦しい思いをしている人が世の中にはいるということを改めて知りました。 自分らしく、本当の姿でみんなが生きていける世の中になってほしいという思いを込めてこの絵をかきました。

自由図書の部
  • 作品
優秀「北風と太陽」
書名『未来いそっぷ』
作・星新一新潮社
熊本県 熊本信愛女学院中学校 1年 松下 稟奈

 この物語は、ある人の上着を北風と太陽どちらが先に脱がせられるのか対決をしたというものです。北風は青や白、水色などの寒色系で表し、太陽は赤、オレンジなどの暖色系の色をイメージし表現しました。「キュビスム」という技法を使いながら作品を仕上げました。寒色系と暖色系という正反対の色を使ったので間に紫色を入れてグラデーションのようにして悪目立ちしないように工夫しました。

指定図書の部
  • 作品
優秀「流れたレイと三通の手紙」
書名『マレスケの虹』
作・森川成美小峰書店
長崎県 佐世保市立相浦中学校 2年 飯尾 優季

 僕が描いた「流れたレイと三通の手紙」は、自分らしくを大切に描きました。僕は、淡い水彩がとても好きで、この絵でも、淡くするために、水を多く使って描きました。一つのものにとらわれない、このことにも意識して描きました。特に、下にわく「手」です。僕は手を描くとき、赤色、肌色、オレンジ色、黄色などを使い描いています。ですが現実ではありえない「紫の手」。この手により、不安や、恐不といった負の感情を表しています。この絵では、感情を表す色、姿を多く描きました。例えば、手紙の色、服の模様、白いもやなどです。自分らしく、一つのものにとらわれない絵を描く。そうすることで楽しく、満足した絵が描けました。

自由図書の部
  • 作品
優秀「歪な芸術」
書名『刺青』
作・谷崎潤一郎立東舎
福岡県 大川市立大川桐薫中学校 2年 辻󠄀 結吏

 主人公の少女に対する執着心や刺青をしている時の情景描写、どこか殺伐とした物語の雰囲気に心を引かれてこの絵を描きました。作画に当たって工夫した点は、細かい模様です。例えば、蜘蛛の背中の模様では、よく見ると模様の中に花が隠れていたり、背景にある円形の模様は蜘蛛の巣をイメージしています。この絵から、恋愛の深淵や不気味な物語の世界観が伝われば良いなと思います。

指定図書の部
  • 作品
優秀「自由を求めて」
書名『わたしは大統領の奴隷だった』
作・エリカ・アームストロング・ダンバー、キャサリン・ヴァン・クリーヴ汐文社
沖縄県 北谷町立桑江中学校 3年 山根 安樹

 人の顔をリアルに描くことは初めての試みだったので、とても苦労しました。また沢山の人の顔の画像を見ながら、どこにどう影をつければいいかなど、一つ一つ調べながら描いたので時間もかかりましたが、おかげで多くの発見もあり、資料を見ることの大切さにも気づきました。
 なるべく元の絵の具の色ばかりに頼らないよう、自分の納得のいく色ができるまで絵の具を混ぜたりしたのも工夫の一つです。

自由図書の部
  • 作品
優秀「復讐」
書名『No.6(ナンバーシックス)』
作・あさのあつこ講談社
沖縄県 本部町立上本部中学校 3年 河住 夏実

 この本を読んで印象に残ったことは、No.6と呼ばれる理想都市の裏に矯正施設という地獄が存在していた所です。矯正施設で行われていた大量虐殺、寄生バチの人体実験、絶望する人々をイメージして描きました。寄生バチを利用しようとした結果、失敗し、主人公やたくさんの人が寄生され、思うがままに操られる様子を操り人形で表現しました。実験で使った脳みそや注射器、犠牲になった人々や手形を描いて禍々しく表現しました。


優秀 (高等学校の部)

自由図書の部
  • 作品
優秀「後ろの正面だあれ」
書名『うしろを歩く者』
作・中村まさみ金の星社
福岡県 福岡県立太宰府高等学校 1年 安藤 里緒菜

 この本は短編集なのでそれぞれの話から得たイメージを絵に描きました。「こんぺいとう」や「夏みかん」など話にでてくる印象に残ったモチーフを描きました。工夫したことはまず背景をスパッタリングという技法でうずがまいているように描き、さらに上から何層もスパッタリングで色を重ねていった所です。そして、奥行きをだすために、真ん中のドレスを着た人以外の部分を何度も水分多めの青で塗り重ねて暗めにしました。

自由図書の部
  • 作品
優秀「思い出といっしょに」
書名『あなたへ』
作・河崎愛美小学館
熊本県 熊本市立必由館高等学校 1年 松村 つむぎ

 本当に中学生が書いたのか、という驚きと読んでいる時にこんなにも読者の心をゆさぶるのか、という衝撃がすごかったです。大切な人を失ってしまった切ない気持ちと、その大切な人が残してくれた、主人公の女の子を前向きにさせてくれる思い出を頭の中で思い浮かべながら、表情や色使いに工夫しました。

自由図書の部
  • 作品
優秀「琉姫」
書名『金魚姫』
作・荻原浩KADOKAWA
熊本県 熊本県立御船高等学校 2年 江口 りか

 夏祭りで気まぐれにすくった琉金にリュウと名前をつけた潤。リュウと出会い、だんだん幸せを感じるようになる。リュウがなぜ金魚になったか。私は読み進めると悲しくなりました。しかし、最後は幸せになれたのだと思います。そのリュウの感情を表す為に、苦しくも見れ、幸せにも見れるような表情になるよう工夫しました。

自由図書の部
  • 作品
優秀「ホンノワズカ」
書名『モモ』
作・ミヒャエル・エンデ岩波書店
沖縄県 沖縄県立西原高等学校 2年 名嘉 春香

 寝る前に今日一日を振り返る時間、友達と一緒にいる時に素敵な遊びを考える時間、昼食を何にしようか考える時間。生活の中で何気ないこの一分一秒、ほんのわずかな時間でも、その時に感じた気持ちや考えをそばにいる誰かと共有、共感し合えるということはとても価値のあるもので、それだけで私たちの生活を彩り良くしてくれるということを彼女の勇敢な姿をみて強く心に感じました。自分の時間を大切にしていきたいと思います。

自由図書の部
  • 作品
優秀「優しい海」
書名『52ヘルツのクジラたち』
作・町田そのこ中央公論新社
熊本県 熊本県立大津高等学校 3年 大谷 沙弥香

 この作品は少し重い内容の作品で、読んでいて辛く感じたので、この絵はつつみこんでくれるような優しさをイメージして描きました。原作でもハッピーエンドだったので前向きな作風にしました。

自由図書の部
  • 作品
優秀「やっと、会え、たね」
書名『よるのばけもの』
作・住野よる双葉社
沖縄県 沖縄県立開邦高等学校 3年 知名 葵衣

 夜に化け物になる主人公は、忍び込んだ夜の教室で『夜休み』を満喫するクラスの虐められっ子、矢野との交流を深めていく。しかし昼間はクラスの同調圧力に負け、何も出来ないままでいた。いじめの傍観者を貫いてきた主人公が最後矢野に挨拶を返した勇気ある行動と、矢野の「やっと会えたね」の言葉に僅かな希望を感じた。それを雫が滴る暗い視界が拭われるという形で表現した。その先に見える景色が光充ちていることを願う。


総評

九州・山口各県学校図書館協議会選定 指定図書 協力出版社(50音順)

主催/九州・山口各県学校図書館協議会、西日本新聞社
後援/文部科学省、九州・山口各県教育委員会、公益社団法人全国学校図書館協議会、福岡市教育委員会